基幹システム「通販Ace」と「EC-CUBE」を連携いただいている、エー・アール・システム株式会社様の事例紹介です。
今回は営業担当の島様と岡本様に、通販Aceのシステム内容やEC-CUBE連携の決め手、連携後の印象についてお話を伺いました。
かゆい所に手が届くEC・通販専用の基幹システム「通販Ace」
Refine 米田|
御社のサービス内容を教えてください。
エー・アール・システム 島様|
弊社は、EC通販企業様向けに基幹システムの開発を提供している会社になります。
「通販Ace」とは、受注管理システム、ショッピングカート、コールセンター、WMSなど様々な場所やツールに散らばるデータを一元管理することで、より精緻なマーケティング施策とオペレーション原価の削減施策を実現できるEC・通販専用の基幹システムです。
999個のフリー項目でオリジナルのデータベースを構築
「通販Ace」にしかできない拡張性
Refine 小峯|
拡張性を大事にされていると思いますが、他のサービスと比べておすすめポイントはありますか?
エー・アール・システム 島様|
他の基幹システムと比べて、標準機能でも使える機能が多いというところと、管理者様の方で色々な設定を触っていただけるので、運用のコストも抑えられると思います。
一つ、フリー項目という機能が「通販Ace」の特徴になります。マスター項目は他の基幹システムでも標準で搭載されていますが、標準では足りないという時はどうしてもベンダーさんに改修してもらったりする必要があると思いますが、「通販Ace」であれば標準で999個まで項目を増やすことができるので、拡張性といった部分が強みかなと思います。
どういう方に向けたサービスか
Refine 米田|
どういった方にサービスを利用していただきたいか、など具体的なターゲット層があれば教えてください。
エー・アール・システム 島様|
どちらかと言うと、我々の会社も30年くらい経ち、テレビ通販やカタログ通販など”オフライン通販”の企業様のご支援が長かったので、昔ながらの通販をメインとした事業で取り組まれつつ、尚且つ今後オンラインやモールで出店を増やしていきたいという企業様にマッチしやすい基幹システムと言えます。
逆に言うと、オンラインだけ、例えば楽天やAmazonだけで出品している企業様は、もちろん導入の可能性はあるのですが、他社のツールと比較検討されて費用対効果的にもちょっと…というケースは多かったりしますね。
基幹システムの強みを出せるEC-CUBEに着目
EC-CUBEなら機能も拡張性も思いのまま
Refine 米田|
ここまで御社のサービス内容についてお伺いしましたが、改めてRefineと関わることになった経緯を教えてください。
エー・アール・システム 島様|
当時私が担当していた企業様で、基幹システムと一緒にECサイト構築のリクエストをいただいた時に、Refineにお声掛けさせていただいたという経緯になります。
元々はカートシステムを入れる予定で要件定義を進めていたのですが、その中でどうしても「EC-CUBE」のようなシステムを使わないとできないという事もあり、ベンダーを探し始めて、Refineの他にも2〜3社ほど比較検討させていただきました。
Refine 小峯|
その中で、EC-CUBEに決めたポイントは何でしたか?
エー・アール・システム 島様|
当初BtoBのECサイトの立ち上げを行いたいというところと、将来的にもBtoCも視野に入れているというところ。あとは、様々な機能だったり拡張性を非常に気にしていたので、「EC-CUBE」に決めました。
EC-CUBEと連携した印象
Refine 小峯|
実際にEC-CUBEと連携してみて、いかがでしたか?
エー・アール・システム 島様|
EC-CUBEと連携することによって、基幹システムの良さがかなり際立ったというところはすごく思いました。他のシステムとの連携ももちろんあるのですが、どうしても他のカートシステムだと制限が出てくるケースが非常に多いので、そういった点で弊社の基幹システムの強みがたくさん出たのかなと思っています。
EC-CUBEだと自由に、基幹システムの良さを消さずにECサイトの連携ができるので、とても良いと思います。
EC-CUBE以外での連携実績があるプラットフォーム
Refine 小峯|
EC-CUBE以外で連携実績があるプラットフォームは、他にどういうものがありますか?
エー・アール・システム 岡本様|
CSVデータを出力できるカートであれば、連携はできます。APIの準備についても、弊社で準備することも可能です。
EC-CUBEの導入サポートも万全
通販Ace導入時のコスト
Refine 米田|
費用のお話が出ましたが、「通販Ace」を導入する時の費用感について教えてください。
エー・アール・システム 島様|
2パターンありまして、パッケージでカスタマイズをせずにご使用いただくプランと、企業様独自にカスタマイズするプランがあります。
パッケージプランですと大体導入費用が700万円〜になり、使っていただくユーザー数にもよりますが、月額の保守費用は大体10万円〜のイメージをしていただけると良いと思います。
カスタマイズプランはプログラムを買っていただいて、企業様専用の環境も作らせていただきますので、大体2,000万円〜のお見積もりになるかと思います。
Refine 米田|
カスタマイズは、御社にお願いすることも可能ですか?
エー・アール・システム 島様|
弊社の方で全てカスタマイズはさせていただきますので、ご安心いただければと思います!
EC-CUBEでの通販Ace導入時のコスト
Refine 米田|
EC-CUBEで通販Aceを導入する時も同じような費用感でしょうか?
エー・アール・システム 岡本様|
そうですね。大体EC-CUBEくらいの規模のECを入れるとなると、基幹システムとはAPI連携がいいと言われることが多いので、パブリックではなくプライベートのソフトウェアをご購入いただくプランでのご提供になることが多いと思います。
今後、目指したいところ
Refine 米田|
将来の展望がありましたら、教えてください。
エー・アール・システム 岡本様|
弊社が得意としていると言いますか、信用性が高い企業様がオフライン通販がメインというところがあり、どうしても弊社のシステムがオフラインに特化した機能が充実しているので、オンラインで出店している企業様に刺さるポイントがなかなか見つけられなかったりするんですよね。
オンラインだけで頑張っている企業様も多くいらっしゃると思うので、そこにも刺さるような機能の追加は、個人的な願望としてもあります。
エー・アール・システム 島様|
そうですね。できることが多すぎるというところも、反面的にはあるかなと思っています。オンラインでモールをやられている企業様は、立ち上げたばっかりだったりするので、そうすると機能性よりもスピードや使い易さの方を重視されていると感じるので、そういった点は今後考えていかないといけないと思っています。
「Japan IT Week名古屋」にて合同出展
Refine 米田|
最後に、7月19日(水)〜21日(金)に名古屋で開催される展示会の宣伝をお願いします!
エー・アール・システム 岡本様|
弊社の商材である「通販Ace」をPRする場として、展示会に出展させていただきます。実際にデモ画面をお見せできるような形にしたいと考えております。
展示会にはRefine様も来ていただくので、基幹システムという裏側のバックヤードだけではなくて、フロント側でのお悩みや解決したい課題がある方にも対応できるよう、2社でお待ちしております。
Refine 米田|
展示会でもよろしくお願いいたします。本日は貴重なお時間、お話をありがとうございました!