Refineでも使用しているプロジェクト管理ツール「backlog」を運営している、株式会社ヌーラボさんが開発したボードゲーム「プロジェクトテーマパーク」
やってみたいな。と思っていたら完売。再販の予定はないと聞いて残念に思っていたところ(再販開始したみたいです!)、Twitterのタイムラインにプレゼントキャンペーンの告知が!
応募したところ見事当選したので、社内イベントとして体験会を実施しました!
まずプロジェクトテーマパークとは
ユーザー数が100万人を超えるプロジェクト管理ツールBacklogを運営する株式会社ヌーラボさんが、企画・制作した、「テーマパーク建設」というプロジェクトの成功を目標としたボードゲームです。
1チーム3〜5名で、6ヶ月の工期の中で様々なアトラクション施設を竣工させていくという協力型のゲームです。
簡単なルール説明
- 1.【見積もり】
チーム内で、当月内に建築可能なアトラクション施設を予想して、どのアトラクションを建築するかみんなで相談して決める。
- 2.【建築】
誰がどのアトラクションの建築を担当するか決め、ダイスを振る。
手持ちのやる気カード1枚の数字とダイスの目を合計して、アトラクションカードに表記された数字を満たしていれば、アトラクションを建築することができる。
- 3.【月末処理】
全てのプレイヤーのターンが終了したら、その月は終了。見積もりの通り建築できていれば信頼ポイントが増え、できなければ減ってしまいます。
- 4.これを6回繰り返し、4月の納期までに未完了のアトラクションが3個以下であればプロジェクト成功!(信頼ポイントを使ってリスケ=1ヶ月延長も可)
コンポーネントは1セット。参加者は8名。
ということで今回は2チームに分かれてどちらがより多くのアトラクションを建てられるかの対抗戦としました。
どちらのチームにも代表大塚は参加。
勝利チームには、オフィスが入っているKOILの1Fにある、タリーズコーヒーのギフトカード贈呈!
まずはAチームからプレイ!
グーとパーでチーム分けしたのですが、たまたまAチームはエンジニアばかりのチームになりました。(しかも全員現在リアル進行中プロジェクトのメンバー)
役割カードを引くと、一番のベテランエンジニアが「新人」だったり、PJ遂行能力抜群のエンジニアが「鉄人」だったり、「リアルと違う」「リアルと同じ」で盛り上がります。
社長は、見積もりの間口を出すことができない「無口カード」…あからさまにテンション下がってました。
最初は戸惑いながらのスタートでしたが、さすが皆読み込みが早く、見積りの段階ですでに大盛り上がり!
最初から飛ばして建築案件を抱え込み、未完成になると信頼度が減少するペナルティが課せられ(信頼度0になるとゲームオーバー)、逆に慎重になり過ぎると納期に間に合わず失敗となってしまいます。
見積り後は、その月のイベントカードを開きます。
サイコロを振り、やる気カードに書いてある数字+出た目によって建設成功・失敗が決まるので、運がよくても悪くても盛り上がります!
どんなプロジェクトも想定外は必ず発生することが、サイコロの運によって表現されています。
見積もり通りに建設成功すれば、お客様の信頼ポイントを獲得!
信頼を積み重ねていけば、信頼ポイントを消費して、サイコロ振り直しや、リスケすることもできます。
ゲーム終盤、見積もりに熱が入ります。
Aチームの結果は…残ったアトラクション5枚。プロジェクトは失敗!残念!!
ゲーム終了後の振り返り
次はBチーム!
Bチームは、ディレクター、Webマーケター、マネジメント、デザイナー兼フロントエンドエンジニアと非エンジニアよりのチーム編成。
社長の今回の役割は「完璧主義」。見積もりにも参加できて嬉しそうでした。
時間も定時を過ぎてたこともあり、社長OKでたので、途中からお酒を飲みながら楽しみました。
社長、ご馳走様です!かんぱーい!
ディレクターがゲーマーということもあり、見積もりは緻密に行われます。
(しかし、ディレクターの役割カードは「トラブルメーカー」)
1/3の確率の出目をものにし、建築成功した瞬間の社長がこちら!
順調に、見積もりを成功させていきますが、慎重すぎたのかこのままではAチームに負ける!ということで、信頼ポイントを使ってリスケを敢行!!
結果は…残ったアトラクション 4枚。プロジェクトは失敗!しかし、リスケのおかげで、Aチームよりはアトラクション建設数が多かったので、対抗戦としてはBチームの勝利です!!
全部建築成功させるのは、結構難しいです。いつか完全勝利してみたい!!!
プロジェクトテーマパークを社内イベントでやってみた感想
「見積もり工程がとっても大事で楽しい!!!」
このゲームの最大のポイントは間違いなく「見積もり」です!
予測不可能なことは必ず起こることを前提に、見積もりを立てる。
運によって発生してしまった進捗遅れを取り戻すために、メンバーのやる気カード(モチベーション)を気にしながら、時には攻めの見積もりも必要になります。
見積もりを話し合う過程で、メンバーの意外な性格や思考が垣間見れて、チームワークも深まりました。
建築成功時はチームのメンバーとハイタッチ!失敗時は慰めてみたり、見積もりの甘さを指摘されたり…
短時間でコミュニケーションを取りながらチームワークを高められる、素敵なボードゲームでした。
忙しい日々ですが、また皆でプレイする時間を設けて、いつか完全クリアしてみたいと思います!
そして、リアルプロジェクトでも、美しいバーンダウンチャートが描けるように精進したいと思います!!!