定額制サービスとして、広く知られる「サブスク」。
今や、実に様々な分野で展開されています。
その中でも急成長している、飲食業界のサブスクについて見ていきましょう。
目次
まず、サブスクとは
サブスクとは「サブスクリプション」の略語で、月額会費制でさまざまなサービスが受けられるサービスのことです。料金を支払うことで一定期間サービスを受けることができます。
新聞の定期購読などから始まり、動画やファッション、飲食店に至るまで幅広い業界で用いられています。
飲食業界のサブスクリプション5選
1.フレンチレストラン「Provision」
六本木の路地裏にひっそり佇む「Provision(プロヴィジョン)」は、完全会員制・紹介制・指紋認証システムを導入している珍しいフレンチレストランです。
雑誌などの定期購読のように、いつでもふらっと立ち寄ってワインや食事を楽しんで欲しいという思いから、サブスクを始めました。
料金プランは3万円(税別)からと少々お高めですが、高級食材やワインを1ヶ月に何度でも味わえるのは魅力的です。
2.余剰食品テイクアウト「Reduce Go」
仕入れ過剰などで売れ残った余剰食品がもらえるサービス「Reduce Go(リデュースゴー)」は、月額1,980円で、毎日2回まで受け取れます。
店舗としても今まで廃棄していた食品が収益となり、ゴミが減ることでCO2とエネルギー消費の削減にもつなげられます。
2019年10月現在、加盟店は175店/余剰食品削減数は12,873食と、利用者数を伸ばしています。
3.離乳食サポート「Mi+(ミタス)」
子どもの成長と、忙しいお母さんを支える離乳食サポートサービス「Mi+(ミタス)」。
月額12,000円で毎月20食、管理栄養士とフレンチシェフ監修の離乳食が自宅に届きます。
離乳食だけでなく毎月内容が変わる時短レシピも同封している上、子どもの体質に合わせて野菜のカスタマイズもできると評判です。
4.新サービス「ニシカワパン」
ニシカワ食品は、直営店であるニシカワパン加古川駅店にて、新サービス「ニシカワパン PASSPORT」を導入しました。
このサービスでは、月額3,000円(税別)で毎日対象となるパンを1つ無料でお持ち帰りできます。
FANCLOVE(ファンクラブ)というプラットフォームを活用し、スタンプカード形式やWebでのチケット発行形式を利用しています。
5.何杯でも無料「HANDEL’S CAFE」
HANDEL’S CAFEでは、月額5,800円の「エンジョイWORK!FREE DRINK MEMBERS」になると、コーヒーや紅茶、ラテなどの14種類のドリンクが1ヶ月飲み放題になります。
1日に何度も利用できるので、通勤前に1杯、ランチで1杯、帰宅時にお持ち帰りで1杯と遠慮なく利用できます。
プラットフォームを活用しよう!
サブスクビジネスには、様々なプラットフォームがあります。
ここでは、その一部をご紹介いたします。
SubscLamp(サブスクランプ)
株式会社ストアフロントが運営する「SubscLamp(サブスクランプ)」は、個人・法人問わず誰でもサブスクを始められます。
サービス掲載は3つまで無料で、かかる費用も合計決済額に対する手数料15%のみ。
定期配送や食べ飲み放題、音楽など多岐に渡るサービスに対応しています。
PASEE(パシー)
株式会社インサイトコアが運営する、サブスク型お得定期券ポータルサービス「PASEE(パシー)」。
初期費用無料で、店舗へのリピート集客を実現するサブスク型「お得定期券」の販売・運営を、簡単に開始できるサービスです。
現在、2019年10月のリリースを前に加盟店の事前登録を開始しています。
FANCLOVE(ファンクラブ)
株式会社バケットが運営する、誰でも簡単に月額会員制のファンクラブを開設・運営ができるサービス「FANCLOVE(ファンクラブ)」。
先程ニシカワパンでもご紹介しましたが、特典チケットなどを発行できます。
ファンの会費の一部(8%)を手数料とし、初期費用や月額費用など不要で始められます。
まとめ
繰り返し利用してもらうことで、お客様とのコミュニケーションが生まれるのがサブスクです。
数多くの店舗の中から選ばれるには、お客様と密接に関わることが重要です。
弊社ではサブスクサイトの制作実績もありますので、是非お気軽にご相談ください。
Refineサブスクサイトの制作実績