SNS運用と聞いて、まず思い浮かぶのはツイッターやインスタグラムではないでしょうか。
これらの他にも様々なプラットフォームがあり、企業は自社に合ったサービスを利用する必要があります。
そこで今回は、Webサイトへの流入が生まやすいPinterest(ピンタレスト)についてご紹介します。
目次
Pinterestって?
Pinterest(ピンタレスト)とは、ウェブサイトまたはPinterest上にある画像を集める、画像収集サービスのことです。
SNSとは全く違うツールであり、ストック型のプラットフォームとして位置付けられています。
ファッションや家具、風景、飲食店など、幅広いジャンルで利用されています。
使い方はブックマークそのもので、ウェブサイト上の画像を自分のボードに「ピン」したり、他のユーザーのボードに貼られた写真を「リピン」するなどして画像を集めていきます。
そして、ピンした画像にはウェブサイトへのリンクが貼れるため、サイト流入しやすいことが特徴です。
Pinterestの基本用語
- ピン:自分で撮った写真や見つけた画像を投稿すること
- リピン:他のユーザーのピン画像を自分のボードに留めること
- ボード:ピンをする場所のこと
- グループボード:複数のユーザーがピン/リピンして編集・共有できるボード
- シークレットボード:自分だけが閲覧できるボード
- Pinコード:Pinterestのプロフィールやボードを簡単に共有できる
- プロダクトピン:ピン上で価格や在庫状況を把握できるもの
- ズームイン検索:ピンに写っている一部をズームして検索できる
Pinterestの強みってなに?
ツイッターやインスタグラムなどのSNSは「今〜してる」「〜してきた」など、現在や過去の話をする事がほとんどで、また投稿が流れてしまいがちです。
ところがPinterestのアルゴリズムは、ユーザー1人1人の興味関心に最適化するように構築されているので、過去の投稿も繰り返し表示されます。
つまり、Pinterestに自社の商品画像や写真がピンされていればいるほど、ユーザーとの接点は自然と増えるということです。
ここにSNSとの明確な違いがあり、コンテンツを蓄積できることがPinterestの強みと言えます。
Pinterestの利用者の半数は女性
2019年8月、Pinterestはついに月間グローバルアクティブユーザー数3億人を突破しました。
国内の利用者数は約400万人ほどで、世代別に見ると30〜40代の利用率が多く、女性が半数を占めています。
特に、女性向けのファッションや小物など、女性の嗜好性の高い商品はPinterestとの相性が良いでしょう。
未だユーザーの半分以上は外国人であるものの、日本でもECサイトを運用している企業が利用するケースも多々見られおり、今後利用する企業も増えることでしょう。
Pinterestでフォロワー数は関係ない?
ツイッターやインスタグラムで重要視されているフォロワー数ですが、実はPinterestではそれほど気にする必要はありません。
なぜなら、Pinterestでは自動的にレコメンドしてくれる機能が備わっており、フォロワー数関係なく閲覧されるからです。
過去の投稿もレコメンドされるので、コンテンツを蓄積させることも重要になります。
このように、Pinterestはフォロワー数に影響されず、中小企業などでも運用しやすいでしょう。
そして、前回ブログで紹介したUGC(ユーザーが作成したコンテンツ)が生まれやすいのも特徴と言えます。
ユーザーが商品をピンし、企業がユーザーアカウントのピンをリピンすることで閲覧数を伸ばすなど、UGCを活用したSNS運用ができるのもポイントです。
「Pinterestレンズ」でサイト流入を強化しよう!
Pinterestレンズとは、スマホで撮影した写真と似たようなものを検索してくれる画像検索機能のことです。
街中で見かけて気になったモノなど、わざわざテキスト化して検索せずとも、写真を撮るだけでそのモノについて知ることができます。
使い方も簡単で、Pinterestアプリ画面右上にあるカメラアイコンをタップし、写真を撮るだけ。
また、先月よりズームイン検索結果に「プロダクトピン」が優先的に表示されるように改良もされています。
このバージョンアップは、購入前に画像検索がよく行われるファッションとインテリア関連のピンが対象です。
これにより、画像からECサイトへ誘導しやすくなり、売上にも直結すると考えられます。
まとめ
ほとんどの人が、ショッピングをするときに行なっている画像検索。
テキスト情報よりもビジュアル情報が重要視されている現代では、ソーシャルメディアから購買につなげるための取り組みが欠かせません。
サイト流入が見込めるPinterestを活用して、売上アップを狙いましょう。
Reifneでは代表大塚がSNSエキスパート検定上級の資格を取得しており、運用代行のお手伝いもしておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。