ライブコマースとはECサイトとライブ配信を組み合わせた販売形式のことです。感染症拡大の影響もあり、注目を集め始めているライブコマース。
今回はライブコマースについてお話していきます。
目次
ライブコマースの過去
2017年頃、中国でライブコマースが流行。
いち早く察知した企業が、2017年頃からライブコマースのサービスを開始。
しかし、当時ライブコマースのサービスを提供していた企業は、2021年現代ではそのサービスを廃止しているところがいくつか見られました。
ライブコマースサービス廃止の過去から、日本のライブコマース市場は伸び悩むのではないかという意見も見受けられました。
なぜ、中国で流行していたライブコマースが流行らなかったのか。
なぜ、2021年現代でライブコマースに注目が集まり始めているのかを考察してみました。
日本のITインフラは世界に比べて遅れをとる傾向があります。
2017年当時、日本のインフラ事情は世界から遅れをとっており、中国ほどインフラ環境の整備が追いついていませんでした。
そのため通信関係で不備があり、消費者と配信者のフラストレーションが溜まって流行に至らず廃止されたのではないかと考えられます。
なぜライブコマース需要が高まっているのか
しかし、2021年の日本では5Gが普及してきたこともあり、過去に比べてライブを配信するためのインフラ環境はかなり整ってきました。
そして、感染症拡大の影響によりオンラインショッピングの需要が高まっています。
オンラインのデメリットととして、お客様ともコミュニケーションがオフラインに比べて取りづらいといったことがあげられます。
そのデメリットをカバーできる方法が「ライブコマース」です。
ショップ店員さんがその場でお客様の質問に答えたり、インフルエンサーさんがファンとお話するように、時間を共有することができます。
それに伴い、オンラインでも消費者の方との距離感を縮めることができるライブコマースの需要も高まるのではないかと考えられています。
ライブコマースのサービス
次に、ライブコマースのサービスをご紹介いたします。
SHOPROOM
ライブ動画ストリーミングプラットフォーム「SHOWROOM」
様々なジャンルのパフォーマーによるライブ配信により、夢中で誰かを応援するという新しい視聴体験を創出しています。2020年には、会員登録者数が400万人を突破。また、VR/AR など最新技術を活用した各種プロダクト・サービス開発も展開しています。
Live Shop!
Live Shop!は、モデルやインフルエンサーといった出演者がライブ配信でオススメのファッションやメイクなどを紹介し、気になったアイテムを視聴者がその場で購入できます。
また、法人向けアカウントの利用料無料化し、企業がライブコマースを取り入れる敷居を低くしてサービスを提供しています。
ライブTV
「au PAY マーケット」アプリのライブコマースサービス「ライブTV」は、「お買い物を楽しく」をコンセプトにしています。各商品ジャンル担当の出演者が生放送でおすすめの商品を、実演を交えながら紹介するライブ配信サービスです。
利用可能端末はスマホのみ。
https://wowma.jp/event/live-tv/special02.html
HandsUP
17LIVE(イチナナライブ)は全世界でも4,500万人のユーザーを抱える国内シェアNo.1のライブコマースサービスで、ライブ配信者は17,000名を突破しており、日本だけでなく世界とつながれるのが特徴です。
17LIVEと連携できるため高い集客力を期待できます。
https://handsup.shop/home_ja.html
若者に限らず幅広い年齢層からメインSNSとして親しまれているInstagram。元々視覚コンテンツを主体としており、ライブコマースとの相性のよいプラットフォームです。
ライブ配信をアーカイブ化してIGTVに残せば、ショッピングタグを利用して直接動画から購入を促すことができます。
https://business.instagram.com/
【関連記事】
ECサイト誘導に適したInstagramのショッピング機能
Instagramショッピング機能の利用方法
2020年5月、Facebook上でかんたんにオンラインショップを開設できるサービス、「Facebook Shops」のリリースが開始されました。その中の一機能として、ライブコマースにも対応できるようになっています。
https://www.facebook.com/business/help/880609949031868
livekit
ライブ配信およびアーカイブ視聴ページをLive kitで生成し、自社サイトでライブ配信が可能です。インフルエンサーの紹介サービスなども行っています。
(ライブ配信及びアーカイブ視聴ページを作成)
Firework
サイトにショート動画を組み込むことができるSNSアプリケーション。
今後ライブコマース機能搭載予定です。
自社サイトでライブ配信を行うことができ、FacebookなどのSNSで同時配信が可能の予定です。
自社サイトでライブ配信を行うことができると、事前告知した際にSNSアカウントを共有しなくても会社名を検索してもらうだけでライブ配信を見てもらうことができます。
また、配信アプリでのライブ配信と違い自社ECが配信会場なので、他の商品も同時に見てもらう機会を設けることができます。
【Firework関連記事】
Fireworkの個人向け機能とビジネス向け機能
Firework動画をWebサイトへ組み込む方法
Firework動画をWebサイトへ組み込む方法 Part2
まとめ
今回はライブコマースの需要についてお話していきました。
世界で感染症拡大したことによりオンラインの需要が急激に高まりました。
今までとは違う売り方として、ライブコマースを取り入れてみてはいかがでしょうか。
RefineはECのチカラで 『時間を作り出す価値』を提供します。
Fireworkとパートナーシップも締結しており、動画を組み込んだECサイトの提案や様々なカスタマイズにも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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