SNSマーケティングを成功させるためには、使用しているプラットフォームがどのような仕組みでアカウントやハッシュタグ、コンテンツを表示させているのかを把握する必要があります。
今回は、Instagramが公式で発表している検索シグナルについてお話ししていきます。
検索シグナルの種類
Instagramの公式では検索のシグナルを公表しています。
ここから具体的な検索シグナルについてお話ししていきます。
検索テキスト
Instagramは画像をメインに取り扱うSNSプラットフォームですが、検索バーに打ち込みテキストが最も重要なシグナル(合図、信号の意)とされています。
入力した内容を 関連するユーザーの
- 経歴
- 場所
- キャプション
- ハッシュタグ
と一致させようとします。
検索ニーズを上げるためには、写真だけではなくテキスト部分を重要視する必要があります。
つまり、検索されそうなワードを、プロフィールやユーザー名、コンテンツのハッシュタグに盛り込むことでユーザーの検索にヒットする可能性が高まることを意味していると考えられます。
そして、位置情報も検索シグナルに含まれているので、プロフィールに位置情報を設定することも、PV数アップには有効な手段です。
また、投稿をより多く発見してもらうには「コメント」ではなく「キャプション」にハッシュタグやキーワードを入れ込むこと。
キャプションとは、Instagramの投稿に対する説明文のことです。
このようにInstagramの検索シグナルにそって運用していことで、ユーザーにコンテンツを見つけてもらいやすくなります。
アクティビティ
フォローしているアカウントや、閲覧した投稿、過去にどのようにアカウントと交流しているかといったアクティビティが含まれています。
たいていフォローしているアカウントやハッシュタグが表示されるようになっているので、運用するアカウントのKGI(目標)やKPI(目標達成の指標)やペルソナ(具体化したターゲット)を定めることで、より明確にターゲティングをすることができます。
検索結果についての情報
検索結果の候補がたくさんある場合、特定のアカウントやハッシュタグ、位置情報へのクリック数やいいね、シェア、フォローといった「人気」についてのシグナルも見ています。
「 人気があればあるほど良いのはあたりまえ」と思うかもしれませんが、なぜクリック数やいいね、フォローが多いといいのかは、この項目で明確になりました。
クリック数が多い、シェアされた数が多い、フォロワーが多い、など人気があればあるほど、表示されやすいような仕様になっています。
これからのInstagram
コンテンツ検索に使えるキーワードの拡張を行っています。
現在は英語でキーワードサーチにフォーカスして拡張が行われていて、今後他の言語もサポートする予定です。
また、検索結果を発見に適したものになる予定。
例えば「space」と入力すると宇宙に関連した写真や動画を表示するようになります。
ユーザーが「特にキーワードやハッシュタグは思いつかない」といった場合に、ユーザーが目的のコンテンツ発見が更に便利になるように改善されようとしています。
参考記事はこちら
まとめ
今回はInstagramの検索シグナルについてお話ししていきました。
Instagramを使ったSNSマーケティングを行う際は、検索シグナルを知った上で運用を行うことで、ユーザーの検索にヒットする確率が上がり、商品周知などを効果的に行うことができます。
検索シグナルに沿ったプロフィールの記載や、コンテンツを作成して、SNSマーケティングを成功させましょう!
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