2021年9月4日から9月11日まで行われているRakutenスーパーSALE。
消費者だけでなく、楽天に出店している企業もRakutenスーパーSALEに合わせて広告を運用したりと、注目を集めている施策です。
今回は、楽天出品までの流れと利用料についてご紹介していきます。
目次
出品までの流れ
運営開始までの期間
楽天の場合、Webから出店申込を行って、利用開始まで2週間から1ヶ月、利用開始から開店準備を経て実際に開店するまで2週間から1ヶ月。
出店申し込みから開店まで、1-2ヶ月ほどの期間を要します。
「出店申し込みボタン」から手続きをし、完了次第RMS利用開始となります。
RMSとは
出店申込の手続きが完了次第、RMSを利用することができます。
RMSとはRakuten Merchant Serverの略で、店舗運営管理システムのことです。
RMSでは以下のような機能が搭載されています。
- 店舗構築
- 受注・決済管理
- データ分析
- メール配信(オプション)
店舗構築(R-Storefront)
R-Storefrontの機能を使って店舗構築を行います。
- カテゴリを作成する
- 商品を登録する
- お店全体のデザインを設定する
- トップページを作成する
上記4つのステップを行うことで、店舗構築を行うことができます。
画面指示に従って作業を進めることで、店舗構築できます。
受注・決済管理(R-Backoffice)
R-Backofficeの機能をつかって、受注管理を行います。
- 新規受注一覧から選択
- 注文一覧を確認
- 注文確認をする
- 商品を発注する
上記一連の作業を行うことができます。
また、その他にもメール一括送信機能(オプション)、注文内容の確認、決済や配送状況の確認なども管理することができます。
他にも、請求書や帳票作成、物流サービスとの連携など様々な機能が搭載されているので、バックオフィスのサポートも可能です。
データ分析(R-Karte)
R-Karteという分析ツールを使用することができます。
お店の売上は、客単価×転換率×アクセス人数=売上で構成されています。
この項目が店舗カルテでひと目で分かるような構成になっており、購入している顧客の比率や売れている商品、どこから訪問されているのかなどが分かるようになっています。
転換率とは
転換率とは、アクセス数に対して商品が売れる確率のこと。
楽天では「楽天ページ診断サービス」を使うことで、ユーザーが閲覧したページ情報を元に、商品ページのどこを改善すれば転換率がアップするかを診断することができます。
診断結果を元にページデザインを変えて、ツールを使ったA/Bテスト(※)を実施し、実際に転換率が上がったかどうか検証することも可能です。
※A/Bテスト:AパターンBパターンを比較して、最適な結果を得られるものを見つけ出すテスト方法
RMSの体験版もあるので、楽天での出品を検討している方はこちらから実際の操作を確かめることができます。
楽天の出店プラン
楽天には3つの出店プランがあります。
がんばれ!プラン | スタンダードプラン | メガショッププラン | |
登録可能商品数 | 5,000商品 | 20,000商品 | 無制限 |
画像容量 | 500MGまで | 5GBまで | 無制限 |
がんばれ!プランは割安な料金でスタートしやすいプランで、ネットショップの経験が少ない事業者向けのプランです。
スタンダードプランは、目標とする年商が役140万円以上の事業者におすすめのプランです。
年商が140円を超えるとシステム利用料が割安になり、がんばれ!プランよりスタンダードプランのほうがお得になります。
メガショッププランは、商品数や画像の量が多い事業者向けのプラン。
容量を気にせずに運営できるプランになります。
初期出店料
がんばれ!プラン | スタンダードプラン | メガショッププラン | |
月額出店料 | 19,500円×12ヶ月 =234,000円 ※年間一括払 | 50,000円×6ヶ月分 =300,000円 ※6ヶ月ごと2回払 | 100,000円×6ヶ月分 =600,000円 ※6ヶ月ごと2回払 |
初期登録料 | 60,000円 | 60,000円 | 60,000円 |
初回支払金額合計(税別) | 294,000円 | 360,000円 | 660,000円 |
がんばれ!プランは年間一括払、スタンダードプランとメガショッププランは6ヶ月ごと2回払となります。
月額課金システム
楽天出品の際にかかる月額費用は、出店料、システムサービス利用料、R-messege利用料、楽天ペイ利用料は必須でかかるもの、オプション機能を使えばその料金もかかります。
出店料以外の項目は従量制で、月間売上高やアフェリエイト料率、商品ジャンル料率など細かく決められています。
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まとめ
今回は、楽天出品までの流れと利用料についてご紹介していきました。
2021年現在、18歳以上の視聴者数が1番モール型ECプラットフォームの楽天。
一般的には自社サイト運営強化を図るほうが利益も大きく、ブランド力向上に繋がりますが、モール出店することで消費者が販売店舗の存在を認知することに繋がります。
これから出店を検討されている方は、自社の課題に合わせてECモール出店がメリットがあるかを視野に入れて出店を検討されてみてはいかがでしょうか。
RefineはECのチカラで 『時間を作り出す価値』を提供します。
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