日本全体が推進しているDX。今回はDXの中でもマーケティングDXについて成功した企業の事例と共にお話ししていきます。
DXとは
DX(Digital Transformation)とは、直訳すると「デジタルによる変容」。
ITの力を駆使して、生活を良い方向に変化させることを意味しています。
詳しくはこちらの記事でお話ししています。
今のままDXが進まないと、2025年以降毎年最大で12兆円もの経済損失が発生する恐れがある(2025年の壁と呼ばれる)とされており、日本全体でDX推進に尽力しています。
マーケティングDXとは
マーケティングDXとは、市場調査や商品開発、広告宣伝、効果検証といったマーケティングプロセスをITツールやAIを導入してデジタル化。さまざまなデジタルデータを収集して分析し、新しいビジネスや組織を生み出すことを言います。
マーケティングDXで特に期待されているのが、「顧客体験」の変革です。顧客がサービスを認知する段階から購入後のアフターサービスに至るまで一連の体験のあらゆる場面で満足度を上げて顧客のロイヤルティ(忠誠度)を高める効果が期待できます。
マーケティングDXの事例
グリコ様
MAツールを活用してB2B事業のマーケティング変革に成功したグリコ。
営業手法をデジタル化させ、オンライン営業へ移行しました。
データ分析などができるようになり、オンラインでのリード流入量や成約金額が大きく伸びたそうです。
MAツールを使ってメールを配信するときにも、開封率やクリックレートの目標を設定しており、それらがクリアされたか否かを評価した上で、メール内容や配信タイミングの改善につなげているといいます。
さらに、災害用備蓄販売にも展開。災害対策用の備蓄食品の提案により、病院や自治会、行政機関のほか、企業でも帰宅困難者対策として採用されるケースが増えているそうで、受注率がほぼ100%という成果につながったそうです。
MAの活用と災害用備蓄販売という新しい販売事業を組み合わせてマーケティングDXを成功させた事例でした。
<参考記事>
https://www.salesforce.com/content/dam/web/ja_jp/www/documents/customer_stories/glico.pdf
U.S.M.H(ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス)様
小売業のマーケティングDX事例として注目されているのが、マルエツなどのスーパーを展開する「U.S.M.H」(ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス)。
オフライン(店舗)とオンライン(ECやアプリ)を融合させた顧客体験を目指し、さまざまなマーケティングDXに取り組んでいます。
例えば「Scan&Go」というアプリでは、店内の商品をスマホでスキャンして購入、アプリでキャッシュレス決済もできる機能を搭載。
他社にはない顧客体験のDXを実現させています。今後はアプリとEC(ネットスーパー)との連動など、トレンドを意識したサービスも予定しているそうです。
<参考記事>
https://www.fujitsu.com/jp/reimagine/retail/article/seminar01/index.html
まとめ
今回はマーケティングDXについてお話ししていきました。
ビジネスや組織の変革につなげる事ができるマーケティングDX。まずはMAの導入しデータを分析・活用したDX化から始めてみてはいかがでしょうか
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