ECサイト

 

10回会うと好まれる?EC運営でも使えるザイオンス効果とは

みなさんはザイオンス効果という心理効果をご存知ですか?
うまく使えば顧客の好感度が高まる心理効果です。
今回はEC運営でも使える心理効果、ザイオンス効果についてお話ししていきます。

ザイオンス効果とは


ザイオンス効果とは、繰り返し接触することでだんだん印象や好感度が高まり、関心の度合いが高まるという効果のことです。
日本語では「単純接触効果」とも言われています。

ポーランド出身の心理学者、ロバート・ザイオンス氏の論文によって発表された効果であり彼の名前から「ザイオンス効果」と呼ばれるようになりました。

ザイオンス効果で気をつけるべきポイント


「好きか嫌いか」の感情が芽生える前に行う

ザイオンス効果は「好きか嫌いか」の感情が芽生える前に、繰り返し接触することで効果が得られる心理現象です。
そもそも好かれていない相手に対しては、ザイオンス効果は期待できません。
むしろ、嫌悪感を増幅させてしまう可能性があります。

また、最初の印象がプラスであったとしても、ザイオンス効果がマイナスに働いてしまうこともあります。
それは、マイナスのイメージを与えている場合は接触回数が増えるごとに嫌われてしまうという点です。

例えば、初対面で良い印象を抱いていても、嫌な部分が目につくと数回会ってるうちにその嫌な部分にばかり目がいってしまい、結果的に嫌悪感を抱かれて会わなくなる、といったことが起こります。

10回目安が効果的

ザイオンス効果には限界があると言われており、そのピークは10回。
それ以上は印象に影響を与えないとされています。

セールスなどでザイオンス効果を狙う場合は「10回」を目安に施策を立てて取り組むと効果的かもしれません。

<引用元>
https://digimarl.com/syllabus/glossary-zajonc-effect/

ザイオンス効果をEC運営に活かす手法


ザイオンス効果は、実際に直接会うという場合だけでなく、チラシやメールなどWeb上での接触でもザイオンス効果を生むことが可能です。

  • メールマガジン
  • SNS投稿 / コンテンツ配信  
  • リターゲティング広告 など

メールマガジン

ザイオンス効果をEC運営で活かす手段として、まず思い浮かぶのはメールマガジン。
MA(MarketingAutmation)などをつかって接触回数が少ないクライアントをリスト化し、10回を目安にメールを配信する等すると、ザイオンス効果で良い印象を持ってもらい、顧客の関心を高めることができるかもしれません。

SNS投稿 / コンテンツ配信  

SNS投稿と自社ブログ等のコンテンツでも、ザイオンス効果が期待できます。
定期的にブログの更新をSNSで投稿して、Webサイトへアクセスしてもらうなどすることで、多くの人との接触回数を増やすことができます。

リターゲティング広告

リターゲティング広告とは、一度訪れたユーザーをサイト離脱後も追跡する広告のことです。
サイトの9割は離脱していると言われており、これを脱却するためにザイオンス効果を狙ったリターゲティング広告を設置することは、人間の心理的にも理にかなっていると言えます。

以下の記事では、様々なビジネスシーンでの例を記載されています。
ザイオンス効果とは?マーケティングに活かす効果的な方法と戦略を解説
参照サイト:デジタルマーケティングを活用した集客・採用支援を行なう「株式会社デジマケ」

まとめ


今回は、EC運営でも使える心理効果、ザイオンス効果についてお話ししていきました。

EC運営ではもちろん、Webマーケティングや営業活動、恋愛心理など多くの場面で使われている心理効果です。うまく利用して売上アップを目指しましょう。


RefineはECのチカラで 『時間を作り出す価値』を提供します。
様々なカスタマイズにも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

この記事の運営元は
EC-CUBEトップベンダーの
株式会社Refineです。
セキュリティ対策をはじめ、ユーザー行動に基づいたデザイン制作、機能カスタマイズ等、多種多様なECサイト制作を行っております。
事業内容

– EC-CUBE制作支援
– Shopify / Shopify Plus導入支援
– EC特化グロースマーケティング支援
– ECサイト保守・運用

\ 開発実績数500件を突破 /

SNSもやっているので、フォローよろしくおねがいします!

【Twitter】
https://twitter.com/Refinecorp

【Instagram】
https://www.instagram.com/refine_corp

【TikTok】
https://www.tiktok.com/@refineofficial

ピックアップ記事

  1. 5つの業界におけるファネル分析の例とケーススタディ
  2. ファネル分析で ECサイトの売上アップ
  3. ECサイト運営で定点観測すべき指標とは?
  4. 商品毎の売上トレンドを数クリックで可視化する!

関連記事

  1. ECサイト

    Twitter新機能テスト運用開始!

    2021年10月11日にTwitter新機能のテスト運用が開始さ…

  2. ECサイト

    ECサイト構築で知っておきたい決済方法 -自宅以外の決済-

    前回は自宅でできる決済方法についてお話していきました。決済サービスの…

  3. ECサイト

    これからは個人の時代?D2CとP2Cの違いとは

    今まではメーカーから卸、小売店を介する販売形態だったのに対して、E…

  4. ECサイト

    受発注システム(B2B EC)に最適なプラットフォームとは?

    近年の新型コロナウイルスの流行やコロナによる巣篭もり消費等により、自宅…

  5. ECサイト

    クロスサイトスクリプティングとSQLインジェクションってなに?

    Webサイトを閲覧するだけで個人情報が盗まれたり、さまざまな被害を引き…

最新の記事

  1. ECサイト

    EC-CUBEとShopifyの違い -ECサイトの種類-
  2. ECサイト

    ShopifyとEC-CUBEの違い -仕様の差-
  3. ECサイト

    ECカートプラットフォーム徹底比較!EC-CUBEとecforceの違いとは?
  4. ECサイト

    Shopifyで連携できるCRM -Salesforce Sync-
  5. ECサイト

    ECサイト、何でつくる?ECプラットフォーム別費用比較
PAGE TOP