ECサイトでの集客や広告は、SEO対策やリスティング広告などがありますが、近頃SNSを活用したプロモーションや広告が増えてきています。
今回は、ECサイトと相性のいいSNSは何か、各SNSのメリットやデメリットに触れながら見ていきます。
ぜひ最後までご覧ください!
目次
なぜ、SNS?
かつては、商品を知るきっかけがテレビや雑誌などでしたが、急速なSNSの普及によりSNS上で商品情報を知る機会が増えました。
口コミや使用イメージなど、気軽に確認することができるので、購買行動にも強く影響するようになってきています。
SNSはコミュニケーションだけでなく、情報収集にも長けており、影響力は年々強まってきているでしょう。
Facebook(フェイスブック)
ビジネス向けの「Facebookページ」を作成することで、ホームページのような営業時間や店舗の写真などを掲載することができます。さらに、有料オプションを使えば広告を出すこともできます。
また、ECサイトの機能が備わっている「ショップ機能」というのもあり、ECサイトの商品のカタログを登録することでECサイトとしての活用もできます。
メリット
- あらゆる年代のユーザーが利用している
- いいねの数でサイトの信頼性をアピールできる
- Facebookページがホームページの代わりになる
デメリット
- 用途がありすぎて利用方法に困る
- 「Instagramなら写真」のような特徴がない
Twitter(ツイッター)
140文字の短文を投稿できるSNSで、現在では企業が利用する場面も多く、さまざまな用途で使われています。Twitterはトレンド性に優れているので、リアルタイムで鮮度の高い情報を発信できます。
最近では、文字ベースだけではなく音声を通して交流ができるなど新しい機能も追加され、ますます用途が広がってきています。
メリット
- 拡散力があり認知されやすい
- 文字数も少なく手軽に投稿できる
- いつでもすぐにリアルタイムな情報を発信できる
- 音声での交流ができるなど、新機能も追加されている
デメリット
- 情報量が多く埋もれやすい
- こまめに投稿する必要がある
- 拡散力があるため、一度広まると取り返しがつかない
- 140文字しか投稿できないため、長文の投稿ができない
Instagram(インスタグラム)
TwitterやFacebookに比べて、写真や動画がメインのSNSがInstagramです。
文字ではなく、写真により視覚的に訴求することがでるので、より商品イメージを伝えやすくなります。
また、申請さえ通れば「ショッピング機能」を利用できるので、そのまま商品購入ページに誘導することもできます。これらの点から、InstagramはECサイトの売上向上にダイレクトに繋がると言えるでしょう。
メリット
- 視覚的に訴求することができる
- 低コストで認知度向上を図れる
- 興味のあるユーザーを集められる
- ハッシュタグを活用することで拡散も期待できる
- ショッピング機能によりスムーズな購入に繋げられる
デメリット
- 見せ方が大事になる
- 統一性のある投稿にする必要がある
- Twitterなどに比べて拡散しずらい
LINE(ライン)
日本において、最も利用者数の多いコミュニケーション型SNSです。幅広い年代が利用しているので、見込み客と広く接点を持てるのが特徴です。
また、「LINE公式アカウント」という企業アカウントを利用することで、ユーザーとの繋がりを深めることができます。
さらに、「LINE STAFF START」というオンライン接客サービスの提供も始まっており、新しい接客体験にも力を入れています。
メリット
- ユーザー層が幅広い
- アクティブユーザーが多い
- 新規ユーザーの獲得がしやすい
- 広告宣伝効果、集客効果が見込める
- さまざまな機能があり、手段が豊富
デメリット
- 友だち追加してもらう必要がある
- スマホユーザー以外での訴求が弱い
- LINEを使っていない人に届けられない
TikTok(ティックトック)
若者を中心に人気のショートムービーSNSです。好きな音楽やエフェクトを追加しながら動画を編集し、素人でも簡単にクオリティの高い動画が作成できます。
また、「#ハッシュタグチャレンジ」のような、バズる企画などによりトレンドを生み出せるSNSでもあります。
今年からShopifyとの連携により、TikTokを通して商品を販売できる環境も整ってきています。
メリット
- 気軽に視聴してもらいやすい
- クオリティの高い動画で訴求できる
- TwitterやInstagramなど他のSNSと連携できる
デメリット
- クリエイティブ性が問われる
- 他者との差別化を図る必要がある
まとめ
SNSの活用は、ECサイトへの流入や購買行動に大きく影響します。
SNSにはそれぞれ特徴があるので、ぜひ自社と相性のいいSNSを見つけて、ECサイトの売上向上に繋げていきましょう。
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