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アハ・モーメントを活用してECの売り上げを向上する!

新規ユーザーに対してオンボーディングし、ECの価値や魅力を示すことで、ユーザーは定期的にそのECを利用します。これを習慣形成といい、リテンションを向上させるための鍵となります。
本記事では、習慣を形成させるためにはどのようにしたら良いのか解説していきます。

既存ユーザーのリテンションを研究する

既存のユーザーのリテンションを研究することは、成長戦略を構築する上で不可欠なステップです。この研究を通じて、ユーザーが習慣を形成する要因を明らかにし、サービスや製品に対する彼らの忠誠心を高める方法を見つけることができます。

また、リテンションの高いユーザーがどのような行動パターンを示すかを理解することで、顧客エンゲージメントを向上させる施策を打つことができます。これはサービスや製品の改善に繋がり、長期的な成果をもたらすことが期待されます。

さらに、リテンションの低いユーザーに焦点を当て、ユーザーが離れてしまう原因や改善すべき点を特定することも重要です。このようなアプローチによって、ユーザーの満足度やロイヤルティを高め、ビジネスの成長を加速させることが可能となります。

新規ユーザーのリテンションを向上させるには?

新規ユーザーのリテンションを向上させるための要素を理解するには、リテンション向上を促す行動を掘り下げる必要があります。
ユーザーを段階的に進める行動の要因を特定することは、「アハ・モーメント」を特定することと類似しています。

この「アハ・モーメント」がリテンション向上において重要になってくるのですが、一体どのようなものなのでしょう。

「アハ・モーメント」とは?

「アハ・モーメント(Aha Moment)」とは、ユーザーが初めての体験で行うアクションで、その後のリテンションが大幅に向上するものです。

顧客やユーザーが特定のサービスや製品の本当の価値や利点を理解し、それに気づく瞬間を指しています。ユーザーが製品やサービスを実際に使っているときに、その価値や利点を実感することができるようになる重要な時点です。

有名な事例として、Facebookが挙げられます。新規にアカウント登録して、初めての10日間で少なくとも7人の友達を追加したユーザーはより良くリテンションされています。友達を追加することでソーシャルなつながりを実感し、サービスの魅力に気付く瞬間がアハ・モーメントとなります。

まとめ

習慣形成の要因を理解し、成功を導く行動の要素を特定することは、成長するサービスやアプリにとって不可欠です。ユーザーを段階的に導き、彼らが習慣を形成するのを支援するために、継続的な分析と改善が必要です。

それによって、より良いユーザーエクスペリエンスと長期的なリテンションを確保することが可能になります。

この記事の運営元は
EC-CUBEトップベンダーの
株式会社Refineです。
セキュリティ対策をはじめ、ユーザー行動に基づいたデザイン制作、機能カスタマイズ等、多種多様なECサイト制作を行っております。
事業内容

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– Shopify / Shopify Plus導入支援
– EC特化グロースマーケティング支援
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