今や、B2Cのオンラインショップだけが注目される時代ではありません。B2B企業もECの波に乗る必要があります。
今回は、数あるECプラットフォーム(受発注システム)の中でも、今注目のB2B ECプラットフォームである「Shopware」が提供するB2B機能を紹介していきます。
Shopware B2B Suite
はじめに紹介する Shopware B2B Suiteとは、B2Bに特化した機能を備えているECプラットフォームのことです。Shopwareというドイツ発のECプラットフォームの会社が提供しており、ドイツ及びドイツ語圏で流行しています。
これまでのECプラットフォームとShopware B2B Suiteの主な違いは下記が挙げられます。
・予算と権限の管理
役割の階層的な構成により、企業内の役割を明確に定義します。
・フィールドセールスの簡素化
従業員は複数の顧客アカウントへのアクセスを持ち、顧客別のコンサルティングやセールス等のone to oneマーケティングが容易になります。
・高度なカスタマイズオプション
個別の割引尺度や異なる顧客グループの価格設定など、B2Bセグメントの複雑な要件を満たします。
・シンプルな注文プロセス
同じ商品を定期的に注文するB2B ECには嬉しい、CSVファイルやXLSファイルを使用したクイックオーダーや、アイテムマスクを使用した商品オーダーが可能です。
|高度な検索機能で業務効率を向上させる
ECサイト上で目当ての商品を見つけるのに苦戦したことがある方もいるのではないでしょうか。特にB2Bビジネスでは、商品が多く、ユーザーを混乱させることがあります。
しかし、Shopware B2B Suiteには、高度な検索機能が搭載されています。この機能により、ユーザーが必要な情報を簡単に見つけることができます。
Shopware6で無限の自由を実現
次に紹介するのは、「Shopware 6」です。
Shopware 6のAPIファーストアプローチは、B2Bビジネスの売上向上を確実にするために必要な柔軟性とテクノロジーを提供しています。
同時に、Shopware 6を利用することにより、クロスチャネル、クロスデバイス取引を管理するために必要な多大な労力を大幅に削減します。
Shopwareショップを既存のシステムランドスケープに完璧にインテグレートする多数のインターフェースのおかげで、さらなる自由を得ることができます。
Shopware Rule Builderで自由なルール設定
Shopware Rule Builderを使用することで、柔軟なルールを作成することができます。
顧客固有の価格、送料、コンテンツを個別に設定することができ、プログラミングを書かなくても複雑な要件を実現することができます。
また、ルールはグローバルロジックを特徴としており、一度作成したルールは様々な場所で再利用することができるのも魅力的です。
B2Bでも重要なショッピング体験
昨今では、B2Bビジネスでも「良いショッピング体験」が重要になっており、競合他社に勝つためには、決定的な差別化が必要となっています。
Shopware 6の「Shopping Experiences」機能は、顧客にとって魅力的な体験を提供します。例えば、それぞれの顧客グループに合わせたコンテンツを提供することができます。
ドラッグ&ドロップでコンテンツを直感的に作成できるため、専門的な技術やデザインの知識は必要ありません。
さらに、ECサイトと実店舗を単一のソリューションで運営できるため、今話題の顧客ID統一化(OMO)が可能になります。
まとめ
今回はドイツ発のECプラットフォーム「Shopware」から、B2Bに特化した機能をご紹介しました。B2B ECに特化した機能を備えており、事業者側も使いやすい点が特徴です。
株式会社Refineでは、お客様のあらゆるお悩みに適切なB2B EC構築をご提案しています。
今回ご紹介したShopwareを始め、様々なプラットフォームからお客様にピッタリのものをご提案できます。
まずは壁打ちで構いませんのでお気軽にご相談ください。
株式会社Refineです。
事業内容
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