ECサイトの立ち上げには、大きく分けてモール出店か自社ECの2つに別れます。
今回は自社サイトに焦点をあてて、メディアと自社サイトをかけ合わせて成功した事例をご紹介していきます。
自社ECサイトのメディア運営
ショッピングモールへの出品に関しては、以下のようなメリットとデメリットがありました。
(さらに細分化したジャンル分けを知りたい方はこちら。)
- モール自体に集客性がある
- 競合が多く、集客に費用がかかる
このメリット・デメリット部分を、自社ECサイトとメディアをかけ合わせることで成功を収めている企業がいくつかあります。
それぞれどんなコンテンツで成功を収めたのか、その内容を見ていきましょう。
北欧暮らしの道具店
広告費を0にするところから始まった北欧暮らしの道具店のコンテンツマーケティング。
『「買い物に来る人」ではなく、「まだ買い物をする気がない人」にサイトに来てもらえれば、広告費はゼロにできる、という仮説。』をもとに、軸足を「まだ買い物する気がない人」に向けました。
そして、ただ興味がない人に来てもらうのではなく、世界観に共感してもらえる人に来てもらう。購入する気はないけど、ちょっと暇なときに見に来てもらえるメディアを目指したコンテンツ作り。
数字に着目するのではなく、自分が読者として読みたいと思えることを意識して作り上げたそうです。そのため、PDCAで回すのではなく肌感覚で書いているとのことでした。
それにより親しみが生まれているのかもしれません。
【HP】
https://hokuohkurashi.com/
【引用記事】
https://seleck.cc/860
職人醤油
こちらもコンテンツをECサイトに組み込んで成功を収めています。
醤油に関する基礎知識から使い分けまで、専門的な知識を取り入れつつ、読んだ人が「へぇ」と思えるようなコンテンツが詰まっています。
例えば『醤油を使い分けると楽しい/醤油の種類による使い分け』の記事では、
醤油を成熟期間別に6つに分類したものを3項目に分けて紹介。
成熟期間の短い2つを白ワインにあうもの。
真ん中の2つは何にでもあう万能なもの
成熟期間の長い2つは赤ワインにあうものに使うとどの醤油が料理をおいしく引き立てるか判断しやすいといった内容のものでした。
和食に使われる醤油をワインで例えるというユニークさも人気の秘訣なのかもしれません。
BROOKLYN MUSEUM
財布やかばん、レザーグッズなどを取り扱っているBROOKLYN MUSEUM。
それぞれの商品へのこだわりや材質、商品開発秘話が紹介されています。
中でも開発秘話に関しては、その商品の開発いいたったきっかけの言葉が紹介されていて、人に商品のことを話したくなるような記事でした。
例えば「ミニスナップウォレット」は、お客様がポロッとこぼした言葉で「長財布と札バサミをオケージョンで使い分けているんだけど、もっと小さくならないかな?最近、このサイズですら少し大きいと感じるようになってしまって」という会話がきっかけで開発されたそうです。
商品を買ったあと、更に親しみを持ちやすいエピソードが盛り込まれていました。
まとめ
今回は自社サイトに商店をあてて、メディアと自社サイトをかけ合わせて成功した事例をご紹介していきます。
どの企業もお客様との親近感を大切にコンテンツマーケティングを行っていました。人との関わり方が変わった今の時代だからこそ、親近感は大切なのかもしれません。
RefineはECのチカラで 『時間を作り出す価値』を提供します。
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