Webマーケティングの普及によって生まれたロングテール。
今回はWebマーケティングの基礎戦略とも言えるロングテールについてお話していきます。
ロングテールとは
ロングテール理論とは、インターネットを用いた物品販売の手法。
売れ筋の商品よりも、あまり売れないニッチな商品群の売上のほうが上回る現状のことです。
ロングテールはアメリカのWired誌編集長のクリス・アンダーソンが提唱しました。
メリット
安定的な売上を維持することができる
細く長く続いていくことで売上を伸ばしていくロングテールの商法では、ヒット商品に比べて安定した売上を得ることができます。
不良在庫という概念がなくなる
実店舗では、商品を陳列できる数が限られています。
しかし、Web上では商品を陳列するスペースが無限にあるので、ニッチな商品を切り捨てる必要がありません。
デメリット
運用と改善が必要
実店舗では店内装飾、陳列棚、POPなどに工夫を凝らすように、ネットショップでもショップを常に改善していくことで売上の向上が見込めます。
短期的な売上が小さい
ロングテールは中長期的な戦略です。商品ページを作ったらすぐ売れるようなものでもないので、商品をおいてすぐに売上が急増することはありません。
ロングテールの実例
Amazon
アマゾンはニッチな商品を非常に多く集めることで売上を伸ばしています。
更に利益率を上げるために、商品の保管場所を地価に安い場所に設け、巨大倉庫にして多くの商品を保持することで最大限までコストを抑えています。
Netflix
Netflixの強みは在庫を持っていないということ。
定額動画配信サービスを選ぶ際に重要なのは、コンテンツの量。
Netflixは流行のコンテンツからニッチなコンテンツは幅広く配信することで、多様なユーザーから利用されるコンテンツとなりました。
まとめ
今回は「ロングテール」についてお話していきました。
Web上での販売から派生したロングテール。EC業者にとっては見落とせない商法のうちの一つです。
アマゾンの書籍販売で一気に注目をあびた戦略ですが、書籍に限らず、集客の手法として汎用的に使える戦略ですので、ぜひ取り入れてみましょう。
RefineはECのチカラで 『時間を作り出す価値』を提供します。
様々なカスタマイズにも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
制作実績はこちら
SNSもやっているので、フォローよろしくおねがいします!
【Twitter】
https://twitter.com/Refinecorp
【Instagram】
https://www.instagram.com/refine_corp