2021年10月28日に旧Facebook社は、社名を「Meta(メタ)」に変更しました。
その由来としては、メタバースの注力することからきているそうです。
今回は、「Meta」の由来ともなったメタバースについてお話ししていきます。
メターバスとは?
メタバースとは、インターネット上に構築された3DのCG仮想空間のことで、英語の「超(meta)」と「宇宙(universe)を組み合わせた単語です。
もともとはSF作家ニール・スティーヴンスンが1992年に発表した作品『スノウ・クラッシュ』に登場する、架空の仮想空間サービスに付けられた名前でしたが、その後さまざまな仮想空間サービスが登場すると、それらの総称としても使われるようになりました。
コロナ禍で瞬く間に人気を博したNintendo Switch用ゲーム「あつまれ どうぶつの森」も、仮想空間で楽しめるゲームであることからメタバースの一つであるとされています。
社名変更!FacebookからMetaに
フェイスブックは28日、同日付で社名を「Meta(メタ)」に変更したと発表しました。
社名変更によってイメージを刷新し、仮想現実(VR)などの成長領域に注力するとしています。
同社のSNS「Facebook」「Instagram」「Messenger」「WhatsApp」については今後もブランド名を維持するが、同社のAR/VRチーム「Facebook Reality Labs」については「Reality Labs」に変更。
「Oculus」ブランドも2022年初頭から「Meta」ブランドに移行するといわれています。
メタバースがもたらす3つの可能性
VR空間上のコミュニケーション活性化
VR技術により、3DCGを単に平面のスクリーン上に表示させるだけでなく、専用ゴーグルを通じて仮想空間の中にいるような視覚体験や、コントローラーだけでなく身振りや手ぶり、顔の表情などを通じてアバターを自由に操作することができます。
これにより、仮想空間の中で、より自然なコミュニケーションをより手軽に行えるようになっています。
これからはバーチャル会議など、ビジネスでの活用も行われていくかもしれません。
仮想環境上での経済活動
NFTという技術を用いることで、仮想空間の中での経済活動が今まで以上に行われるかもしれません。
NFTとは、「非代替性トークン(non-fungible token)」の略で、ブロックチェーン技術が活用されているため、暗号通貨と同様、その真贋や所有、譲渡に関する記録を改ざんすることが非常に難しくなっている技術です。
これにより、唯一性を確保しながら安全に所有・売買を行えるので、ゲームで使用するアイテムなどを、ゲーム内で流通している通貨で売買し、それを現実の通貨に換金するといった経済活動が増えていくかもしれません。
メタバース・バブル
感染症拡大の影響で、イベント関係は軒並み中止や厳しい制限がかけられています。
その影響もあり、現実の近いイベントをバーチャルで開催できるメタバースに期待されています。
例えば、「あつまれ どうぶつの森」でも、浅草や横浜、草津温泉を再現するなど、様々な企業や公的機関とのコラボレーション活動が実現しています。
まとめ
今回は、「Meta」の由来ともなったメタバースについてお話ししていきます。
新型感染症拡大の影響を受けて日々急速な変化を遂げる昨今。
新しい風が吹く中で、どのように生き残るのか各所で新しい戦略が生まれています。
社名変更はSNSの枠を超えた未来を表す名前だとしているメタ社(旧Facebook社)がどのようにメタバースを推進していくのか、今後の動向に注目です。
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