Meta広告とは、Facebook、Instagram、Messengerなど、Meta(旧Facebook)のプラットフォーム上で配信される広告のことを指します。
本記事では、Metaが提供する最新のデジタル広告ツールと機能についてご紹介していきます。
目次
AIで広告のパフォーマンスを最適化
まずはじめに、MetaのAI搭載ソリューションについてです。
現代の消費者は、購入を決定するまでに多くの時間をかけたくないと考えています。
そこで、Metaの新しいAI搭載ツールにより、入決定を後押しするための情報を提供します。
AIツールの一つとして、メインテキストなど広告作成の画面でテキストを入力すると、生成AIが他の候補を提示してくれる機能があります。
現在は英語のテキストで使用でき、日本語はまだ対応していませんが、海外向けや日本にいる外国人向けの広告には活用可能です。
またAIが生成するテキストには絵文字が含まれることがあり、機械らしさがなく、ナチュラルで海外向きのメインテキストが作成されます。生成された候補は5つほどあり、その中から複数選んでA/Bテストをすることもできます。
この機能を使用することによって、Meta広告は誰が運用しても大きなパフォーマンスの差が出にくい状況になりつつあります。
Advantage Suiteで動画広告を強化
MetaのAdvantage Suiteは、「自動広告化ツール」です。
これは、広告パフォーマンスを最適化するために非常に有用です。
Advantageでは、手動で広告キャンペーンの設定を行います。
広告配信が開始された後に成果の向上がみられた場合に下記を自動化します。
- 詳細ターゲット設定
- 類似オーディエンス
- キャンペーン予算
特に動画広告の視聴時間が前年比で25%以上増加していることを受けて、動画の力をさらにビジネスに活用することが重要です。
Advantage+ クリエイティブ最適化
次にご紹介するのは、Advantage+クリエイティブ最適化です。
このツールは、Advantageの自動化機能がさらに進化して登場したものです。
Advantage+では、キャンペーン設定の手動で行っていた部分(配置はクリエイティブ等)の作業全体を自動化します。
- アプリキャンペーン
- カタログ広告
- カタログ用クリエイティブ
- クリエイティブ
- ショッピングキャンペーン
また、Advantage+カタログ広告を使用することで、静止画像だけでなく、ブランド動画や顧客デモンストレーション動画など、より魅力的なクリエイティブをインポートして使用することができます。
この機能を使用することで、これまで以上の広告パフォーマンスの向上が見込めたり、手動で行う作業が大幅に削減できたりします。
DTC広告主のためのShops広告
4つ目は、DTC (Direct-to-Consumer) 広告主にとって便利なMetaのShops広告についてご紹介します。
Shops広告を使うことで、FacebookやInstagramで広告を見た後に簡単に購入できるようになります。
さらに、MetaはMagentoおよびSalesforce Commerce Cloudとの統合を拡大しています。
これにより、これらのプラットフォームを利用している販売者もShops広告をスムーズに利用できるようになりました。
Advantage+ ショッピングキャンペーンとの併用で、AI搭載のパフォーマンスを最大限に引き出すことができ、広告効果が飛躍的に向上します。
また、Shops広告はPartnership広告にも対応しており、クリエイターや他のブランドと連携することで、リーチをさらに広げることが可能です。
新しいダイナミックフォーマットで顧客を引き付ける
Metaは、顧客にリーチするための新しい動的ツールも提供しています。
例えば、Instagramのリマインダー広告では、イベントやプロモーションの前後に顧客の意識を高めることができます。
この機能を活用すれば、興味を持った顧客を効果的に引き付けることが可能です。
リテールメディアネットワークのサポート
最後は、FacebookとInstagramの広告プラットフォームにおける最新の機能についてご紹介します。
まずは、Instagramのリマインダー広告です。
商品の発売前やイベント前のその瞬間に顧客の関心を引き、購入意欲を高めます。
さらに、リマインダー広告に外部リンクを組み込むことで、興味を持った人が直接購入ができるようになります。
また、今年の夏にはイベントの開始と終了を通知する機能も追加予定とのことで、さらなる顧客の関心を引きます。
また、プロモーションコードの利用も簡略化することで、顧客は簡単にプロモーションコードを見つけて利用できるようになります。
Metaのデータによれば、この機能を使用した広告主は、キャンペーンにおいて購入コストの中央値が9.1%削減され、コンバージョンが10.1%増加したとのことです。
最後に、商品タグ付き広告についてです。
この広告を使用することで、顧客は素早く情報にアクセスし、直接商品を購入することが可能になります。
今年の3月には、商品タグ付き広告をFacebookのフィードに初めて導入し、4月からはShopを運営していないビジネスも含めて、全てのビジネスに対して商品タグ付き広告をグローバルに展開しました。
まとめ
以上のように、Metaは広告主が顧客にリーチしやすくなるような新しいツールと機能を常に提供しています。
これにより、広告主は効率的にキャンペーンを実施し、より多くの顧客とつながり、売上を向上させることができます。
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